短大を卒業して、この商社に入ってもう24年。

入社した頃は、女性の仕事といえばお茶くみコピーといった、既成概念が否定され始めた時期だったので、入社してから男性社員と同等の仕事を、良く言えば教え込まれ、悪く言えば叩き込まれてきた。

おかげで、それなりの地位を手に入れ、仕事は充実しているが、仕事に熱中するあまり、プライベートの方はおろそかになってしまった。

アラフォーといっても、切り上げでなく切り捨てての40歳なので、気がついたらアラフィフになってしまう様な年齢になってしまった。年を重ねるごとに成長を実感できる自分がうれしくもあり、楽しくもあった。

この商社の定年は60歳。退職金もそこそこ出るので、年金が出る65歳までの5年間は、継続雇用で無理して働かなくても、なんとか暮らせると思っている。

だが、人生100年時代。40歳を過ぎたらガンにかかる確率は高まるというし、ガンにならなくても、それ以外の病気になると、それなりに医療費が負担になることも出てくるだろう。定年の60歳から100歳まで生きたとすれば、定年から天寿を全うするまで40年もある。自分の今までの人生と同じくらいの長さである。

 

日本の年金は心もとないので、お金の心配のない生活を送りたいから、財産形成も必要。

 

今の住まいは賃貸マンション。文京区にあり、会社まで千代田線で一本。文教地区で住宅街。食品スーパーもあるので、生活するのに便利な場所。しかし、今後年を重ねて70歳になったとき、貸してくれるマンションがあるかどうか? 高齢者には貸したくない大家さんが多いと聞くので、不安である。

 

狭くて中古もいいので、今からでもマンションを購入すべきかどうか? だが、中古マンションの内装は、古びて味気なさそう。便利な都心住まいは捨てたくない。山手線内のどこかで、私の気に入るような良い物件はないだろうか?

 

そして一番心配なので、自分の老後である。80歳を過ぎると、さすがに身体が不自由になるだろうし、病院に入院するにも、老人ホームに入るにも手続が必要。両親はすでに他界しているだろうし、兄はフランスにいて、日本に戻るつもりはなさそうなので、自分の手続きを気軽に頼める人がいない。

 

足が不自由になれば、外出がままならなくなるので、銀行口座にお金があっても、そこからお金を下ろすにも、銀行やコンビニに行かなければお金を下ろせない。

 

さらに、自分が認知症になったら、いったい誰を頼ればいいのだろう。

 

そして最後には、自分が他界した場合、病院からの自分の死体の運び出し、荼毘に付して、共同墓地でもどこでも納骨をする手配を、一体誰にやってもらえばいいのだろうか?

 

今は一人暮らしがとても快適だけれども、自分の将来のことを考えれば考えるほど、悩んでくる・・・・・。

 

 

このような迷える子羊の「おひとり様」に、ピッタリなセミナーがあります。
おひとり様の不安を解消する知恵がいっぱいです。

 

日時: 10月23日土曜日 午前10時30分~

於:  人形町 会場

 

セミナー会場案内 人形町会場

 


 

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